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板橋区民、根拠地で語る。

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早いもので、師走も半ばに入ろうとしております。

 

さて、最近ろくな記事をUPしておらず、何度も訪れていただいている方々には面目ないことです。どうも怠け癖がついたと言うか、感度が鈍ってしまっているようで、心に刺さる事象に気がつかない状態が続いております。

そのような状況ですが、先日、練馬区の光が丘図書館にて講演をしました。今回は招聘元の希望により「成増飛行場と特攻隊」のお題で話をすることに。光が丘はまさに成増飛行場の存在していた場所であり、本拠地である。そこで話ができるのはありがたいことだ。今回の記事のお題を”根拠地”としたのは、駐屯していた飛行隊の47戦隊が成増を「根拠飛行場」としていたからで、陸軍の飛行戦隊は母港とする飛行場が決められており、たとえ命令により他の飛行場へ移動しても、それはあくまで”出張”というわけで、本部機能は根拠地に残したままなのである。

講演は、図書館単位での応募告知であったにもかかわらず、消防法による定員70名はすぐに埋まったそうで、さすが本拠地、成増飛行場に関心のある方々がたくさんおられるのだと改めて思った。当初は、1時間15分の講演時間で頼まれ、その尺ではほぼ最初から特攻隊の話をしないと時間内におさまらないと準備していましたが、その後1時間半と少し時間が加算されたので、急遽、昔、当事者の方々にインタビューした動画を挟み込むことにし、会場上映用に再編集をしてDVDに焼いた。

当日、冒頭の挨拶をし、手元に配ってあった資料の説明をしました。ここで一言、「お配りしてある資料は、信用しないでください。」とかました。自分で作った資料を信用するな、とはふざけた話だけれど、もちろん理由がある。それは、近年インターネット上に公開される資料が飛躍的に増えたため、新たに資料が見つかるケースが出てきたからだ。成増飛行場に関する一次資料はとても少なく、聞き取り調査による情報が多かったのだけれど、聞き取りの情報は、話すほうも記憶頼りなので勘違いや思い込みがあり、裏取りも難しい。だから、今後新たな一次資料の発見により上書きされるとの期待を込めての”(盲目的に)信用しないでください。”なのだ。

資料説明を終えいよいよ本題に入る。と、ここで問題が起こった。用意したノーパソウィンドウズ機パワポのスライドショー画面が、どこを触ってしまったのか秒数で切り替わる設定になってしまっていたのだ。板橋区民は根っからのマカーである。はっきり言って、ウィンドウズの操作には慣れていない。ただでさえ時間がないのに、あたふたと操作しているうちに時間がどんどん過ぎてゆく。お客さまの視線はすべて板橋区民に向けられているので、よけい頭が真っ白になる。

ええい、と開き直った途端、画面はなぜか通常設定に戻ってくれたが、完全に調子が狂い、話すべきことをだいぶすっ飛ばしてしまった。”特攻隊の話を中心に”という依頼であったが、それでも飛行場設置前後のことを少しは入れないと説明がつかないところもあるため時間を割くつもりでいたが、結局はお手元の資料を読んでくださいと濁してしまった。これは反省点である。

 

 

特攻隊の話からは調子を取り戻し(動画上映作業に多少もたついてしまったが)、特に当事者へのインタビュー動画には非常に関心を持ってもらえたようで、急遽上映することにして良かったと思いました。最後に、持参していた掩体壕の模型を披露し、赤塚新町掩体壕保存について話をさせていただき終了。その後、一番前に座っていたお歳の方が、成増飛行場で勤労奉仕をしていたとのことで、お話を伺った。奉仕をしていたのは1945年春ころで、飛行場内にあった畑や飼っていた豚の世話などをしていて、昼食に出た握り飯が美味かったという思い出であった。こういった話はありがたいことで、講演をして良かったと思うのである。来年は、板橋区内で話が出来ればと考えております。

 

 

 

 

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