« 板橋区民、あわてる。 | トップページ | 板橋区民、ワクワクドキドキする。 »

今日は成増陸軍飛行場開業75周年祈念日。

Photo47Photo_2

 いまから75年前の1943年10月3日、現在の練馬区光が丘一帯に存在した成増陸軍飛行場の運用が始まった。

成増飛行場の戦友会であった成増会(すでに解散)の方によれば、独立飛行第47中隊から飛行第47戦隊に改編し、間借りていた調布飛行場からの第一陣が、新造の成増飛行場へ移動した日を飛行場の開場日と定め、戦後になってからは、亡き戦友達の冥福を祈るため、長年この日に関係者達が靖国神社へ集合し、昇段参拝を行っていた。


工事は1943年の8月より始まった(7月から倒木作業などは行われていた。)が、陸軍の命令は10月までに完成せよ、との要求だったので、昼夜問わずの突貫作業で工事は行われた。業者が集めた労働者はもちろん、豊多摩刑務所の囚人から赤塚郷はじめ近在の住民達、小学生から老人までかき集められ作業に従事させられた。

板橋区民の父親も勤労学徒として動員され、「とにかく暑かった。背中の火膨れがひどかった。ずっと穴掘ってた。」などと語っていた。

軍の命令は絶対であり、とにかく10月までに完成させなければならない。ところが、整地するのが精一杯の状態で、滑走路には大量のコンクリートを敷いて固めなくてはならない。命令に間にあわせるため、とりあえず、飛行機の離発着さえできれば完成と言い訳できるので、戦隊本部やピストなど付帯設備もないまま、まるで占領地に造った野戦飛行場のような状態(最初の写真)のまま運用を始めたのが、10月3日だったのである。

47戦隊全ての移動が完了したのは、12月の末。それでもまだ、付帯設備を含めた完成には程遠かったと言う。

|

« 板橋区民、あわてる。 | トップページ | 板橋区民、ワクワクドキドキする。 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 今日は成増陸軍飛行場開業75周年祈念日。:

« 板橋区民、あわてる。 | トップページ | 板橋区民、ワクワクドキドキする。 »