板橋区民、期待ハズレてガッカリする。
おはようございます。
九州滞在2日目、さて、何処へ。
此処です。佐賀の武雄市。
あの、蔦屋の運営する武雄市図書館ですね。
今回、赤塚郷からはるばる九州まで出向いたのは、いつもの逃避行じゃないんです。
3月に長崎・熊本を訪れましたがその時のテーマは「高島秋帆先生没後150周年祈念の旅」でしたね、覚えてますか?
そう、今度の旅はその第二段「高島秋帆先生没後150周年祈念の旅 part2」なんです。
で、武雄市の蔦屋図書館の前に立ってるわけなんですが、ここには歴史資料館が併設されていて、秋帆先生が日本で初めて鋳造したモルチール砲を始め高島流砲術の資料がたくさんあるんです。
‥あるんです。
で、大きな山だか丘の麓にあるシャレオツな館内に入ってみる。
「いらっしゃいませ」
おお、さすが指定管理業者の運営する図書館だけあり、若いお姉さんに迎えられる。
ん?これは蔦屋じゃん。右手にはスタバが営業している。図書館は奥のほうと二階にあった。歴史資料館は?と見回すと、佐賀焼きの展示室がある。
「もしかしたらその奥かな?」
‥奥も佐賀焼きの展示をしている。
中に案内をしているおじさんがいたので聞いてみた。
板「モルチール砲、どこですか?」
お「収蔵庫なんですよ」
板「えっ?展示してないんですか?」
お「他館への貸出時か企画展の時には見れますよ」
板「普段は見れないんですか?」
お「普段は保管しとくんですよ。」
なんと、歴史資料館は保管庫だった。歴史資料館に常設展示室がないのである。
いや、噂には聞いていたがこれは由々しいぞ。百歩譲って希少古文書類が非展示なのはまだ理解できる。極端に言えばモルチール砲なんて雨ざらしでも平気なモノだぞ。武雄鍋島藩近代化の象徴みたいなモノを収蔵庫にしまいっぱとはまさかであった。
赤塚郷からわざわざ来たのに意味ないじゃん。
頭に来たので、昼飯に寄った井出ちゃんぽん店がポケモンジムだったので更地にしてやった。
さて次は佐賀城本丸歴史館へ向かう。
ここには、下板橋駅南隣にあった工場が解体された時に床下から出てきたモルチール砲があるはずだ。
あった。
入り口にどどーんと鎮座していた。
右はオランダ製で左が下板橋駅出土の蓮池藩のモルチール砲だ。下がその解説文。
いやー実物はデカイ。このモルチール砲は佐賀藩所縁のものなのだから仕方ないけど、板橋の資料館に収まらなかったのは残念である。
せっかくだから本丸歴史資料館の中へ入る。
こちらは武雄と違い、なかなか充実しているけど、この独特のスカスカ感は、あの展示業者が手がけてるんだろうなと思われた。
しかし、武雄の西洋流資料はこの佐賀城本丸歴史資料館の方で展示公開すべきじゃないかなあ。収蔵庫にしまいっぱなしじゃ資料が泣くよ。
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