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⭐️板橋区民、2016年最後の挨拶をする。⭐️

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 天気は良いですが風が吹きまくってますな。干している布団が吹っ飛ん‥いい歳こいてクダラナイっす。


年の瀬を迎え、ネットサーフィンをする方が増えたのか、ブログの過去記事について何人かの方からコメントをいただいた。
その中で、上野動物園に20数年勤務をされ、その後、葛西臨海公園の水族館でペンギンの飼育を行い、退職した現在もペンギンの研究を続けられている方=Fさんより「ペンギンミステリー」で示した疑問についての回答をいただいた。

記事については検索いただくとありがたいですが簡素にまとめると、常盤台住宅に亡くなるまで住んでいた人形研究家で日本画家の西澤笛畒が、浅草に住んでいた大正4年、日本で初めて生きているペンギンが浅草花屋敷で公開されたその姿をスケッチした。で、その軸装された絵を手に入れたがそこでいろいろな疑問が生じた。‥といった内容だ。

西澤笛畒さんは業界では著名な方で画壇の交友も広い。掲示の写真は笛畒さん宛に届いた私所蔵の手紙で、それぞれ「川合玉堂」「前田青邨」「西山翠嶂」からのもの。西山翠嶂(すいしょう)は日本画家で第1回帝展審査員となり昭和32年には文化勲章を受賞している。


さて本題の疑問点だけれど、一つは日本で初めてペンギンが公開されたのは上野動物園と花屋敷、どちらが最初であったのかだったが、これは今年秋に「ペンギンは大正4年6月9日に上野動物園で展示されたが18日に死亡し、その後、そのペンギンと同時に日本に来たお友達のペンギンが20日から花屋敷で公開された。」と言うことが当時の新聞記事により確認できたことで解決した。

もう一つは、笛畒さんの絵には”南極ペンギン”と讃に書かれておりペンギンの顔も白いし、このペンギンは記録にあるアデリーペンギン(顔が黒い)ではなく「アゴヒゲペンギン」ではないのか?という疑問だった。

その回答を、Fさんより寄せていただいた。それは、

掛け軸のペンギンの顔が白いのは「幼鳥」(生まれてまだ一度も換羽をしていない個体)だからです。羽が乾いていれば、
かなり白く見えます。

と非常に明快なご回答で、納得がいくと同時に無知のまま大声で記事に書いてしまったことが恥ずかしくなった。当時の花屋敷の広告も添付いただき、そこには”南極から来たペンギン”と書かれており、おそらく笛畒さんはそれを「南極ペンギン」と書いてしまったのだろうとのことだった。

さらに、来日したのは大人のペンギンと子供のペンギンで、上野動物園は成体である方のペンギンを選んだのではないか、との考察もいただいた。
これは、笛畒さんの描いたペンギンは大きく、上野のペンギンは小くてシロウト目には別の種類に見えてしまうけれど、幼鳥時のペンギンは成体より体が大きい場合が多く、顔が白いことと合わせると幼鳥と結論できるのだそうである。なるほどね〜

こんな拙いブログの記事に目を留めていただき、感想や情報を提供していただくことは本当にありがたいことです。まだ今年も一日残っておりますが、一足早くの店じまい、来年もどうぞ「板橋ハ晴天ナリ。」をよろしくご愛読くださいませ。皆様が穏やかな新年をお迎えできますように。

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