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板橋区民、練馬区民に問うてみる。

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 今日は2015年8月15日、70年目の終戦記念日だ。

正確には、1945年8月15日は、昭和天皇が国民に向け、連合国側が決めた日本との戦争を止めることに対しての条件である「ポツダム宣言」を受け入れることにした、とラジオ放送で日本国民に向け宣言した日だ。この放送は正午に流されたが、放送終了後ただちに各戦線での戦闘行為が中止されたわけではない。


冒頭の写真は、板橋区民が撮影した昭和天皇の生写真だ。昭和天皇の、あの、手のひらを中央から折り曲げてパクパクさせる独特の国民へ向けての”お手振り”のお姿が懐かしい。今思えば、昭和天皇のお姿を生で拝見しておいて良かったと思っている。あと、来日した故ダイアナ妃のお姿を歌舞伎座前で至近距離で拝見したことも自慢の思い出だ。

さて、先日のこと、練馬区の某所で練馬区民を対象に「帝都防空成増陸軍飛行場と特攻隊」とお題を戴いた講演会をした。終戦60年記念の年に、板橋区のグリーンホールで講演してから10年ぶりかな。その時も確か100人以上の方が来てくださったと記憶している。
講演は事前応募で募集を行ったが、開始から一日で100人の定員が埋まったので、関心の高さはなかなかのものだったようだ。

内容は、10年前に自主制作した1時間の映像作品の中から当事者のインタビュー場面だけを抜き出し、配った年表に沿いながら解説していった。資料は基本10年前の物だけど、新しくわかったことを加えたり間違いを修正したり、大幅に手を加えた。作った時は”完璧だぜ!”と思うのだが数日すると間違いが見つかるのは不思議だ。

講演にいただいた時間は2時間、しかし、自己紹介が長すぎたため終了時間を15分オーバーしてしまった。
当日お越しいただいた方々を見て驚いたのだけど、夏の盛りの酷暑の最中なので高齢な方はあまりこないのでは?と想定していたのだが、70代80代の方も多く足を運んで下さったようで、全体の7〜8割は私より年上の方だったのではないだろうか。あと、男性が圧倒的に多かったですね。

もっとも、現在80歳くらいの方でも、戦時中は小学生の年齢だったのだから、子供の頃の知らなかった話を聞きたいという思いはあるのだろう。しかし、こちらの想定とあまりに違ったので頭の中がちょっと混乱し、自分よりも当時の状況を肌で実感しているであろう方々に対してどんな切り口を使った方がいいのかの用意をしていなかったので、話がグダグダになってしまった。気持ち的にはしゃべりたかったことの半分も話せなかった思いが強い。質疑応答の時間もとれず、時間もオーバーしたので終わるとそそくさと帰られる方がほとんどだった。

普段、人前で話そうとか何かしようかなんてことはどちらかというと避けて生きて来たけど、それがなんでノコノコ人様の前に出ていったのかと言えば、それは、”趣味”のみで孤独に調査をしていても、世間の評価を受けなければただの独りよがりに陥る危険性があるからだ。たまには世の中に晒し、評判(批判)をくぐりぬけなければ、本物にはならないと思ったからだ。

ただし、世間に晒すとそれなりに面倒くさい事態がやってくることもあり、仕事で日常茶飯事いろいろな事態に遭遇しているマスコミなどのタフな人々に比べると、打たれ弱い神経の持ち主には厳しいことがある。でも、こちらが知らなかった素晴らしい情報を持った方々に出会えることもあるので、どちらにしろ研究成果を表に出すのは良いことなのかもしれない。

それにしても、当時を知っているであろうお年の方々を前に話をしつつ、こりゃ後で相当突っ込みが来るぞと身構えていたのだがほとんどの方があっさり帰ってしまい、「板橋区民の話をどう思ったのか?」とモヤモヤが残った。練馬区民の方々の感想が聞きたかったのだが。。


。。なんてことを想定し、実は平和台に住む甥を呼び「会場の様子を客観的に見といてくれ」と頼んでいたのだ。
一番後ろ壁際の関係者イスで拝聴していた甥に終了後、「どうだった?」と聞くと、「うん面白い話だったよ、受けてたんじゃないの」とのことだった。ちなみに甥は20代で戦争の話はほとんど興味もない若者だ。

まっ、とりあえずは受けたようで、この日の状況を次回の反省材料に繋げ精進いたします。。(次回がいつあるかわからないけど。)


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