2014年・新年なので、お宝でも公開するか。☆祝!東武東上線100周年☆
板橋区、及び周辺区、または当ブログにお越しの皆様方、明けましておめでとうございます。ここ、武蔵国赤塚郷も晴天のおだやかな新年を迎えております。赤塚中央通りも、東京大仏浄蓮寺へ向かう人々でごったかえしております。
2014年は、そう、昨年もたびたび触れてきたけど、板橋区内を東西に貫通する東武東上線が開業して100年目となる記念の年だ。正式な開業日は1914年(大正3年)5月1日。当時は東上鉄道株式会社として発足し、池袋駅 - 田面沢駅(現・川越市駅 - 霞ヶ関駅間)間が開通した。
開業当初の駅は池袋駅・下板橋駅・成増駅・膝折駅(現・朝霞駅)・志木駅・鶴瀬駅・上福岡駅・川越町駅(現・川越市駅)・田面沢駅の9駅で、翌6月17日に上板橋駅・高階駅(現・新河岸駅)が開業した。
開業まで様々な曲折を経たけど、それはネット上で他のマニアの方々が記事にしておられるので、参考にして下さいネ。(新年早々手抜きですんません。)
なぜ先を急ぐかと言うと、早く私の秘蔵するお宝の自慢をしたいからなんす。(キリッ。)
では自慢いきます。
掲出のチラシは、東上線が開業して一年目に配られた”開通一周年記念汽車賃半額イベント”の広告だ。B5版くらいのペラペラなチラシだけど、これはすごい逸品なんですぞ。数年前に私の手元に来てくれましたが、これと同じ物が、沿線の自治体が出した自治体史に掲載されている。地図や新聞広告や公文書資料を別にすると、最古級と思われる資料だ。もしかすると自治体史に掲載されたオリジナルの品そのものかもしれない。。
戦前の東武東上線、中でも大正期の東上鉄道時代の現物資料は極端に少なく、東武博物館にもあまり収蔵されていない。えっと、あまりというのは抽象的過ぎますね、川越機関区で撮影された開業時の写真集とか線路夫の半纏とかそれなりにはあります。が、東上線好きの私を含めたマニア達を満足させてくれるほどの情報や資料は残念ながらないんです。
今年は東上線開業100周年。そんなときにこそ、まだ知られていない資料が世に出てくる可能性があるのですぞ。博物館や資料館が企画展を計画する時、担当の学芸員はその知識やコネや伝手を辿り、情報を求めて資料を探しまくり、地元に眠る新資料を発掘したり、市井のマニアから私蔵されている資料を引っぱり出し、光が当てられるのだ。
‥しかし、残念ながら私の情報収集網には今年、東上線の特集展示が行なわれるという話は一件も無いのである。トホホ。まあ、東武博物館はやってくれると期待したいが、まだ博物館HPに情報はない。
しかたがないので、本年は、20年以上かけて収集してきた私蔵の資料を、過去に公開した物を含めて、当ブログで紹介していくことにする。
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