



皆さん、赤塚梅まつりにはお越しいただけましたか??
てなわけで一日遅れですが、梅まつり二日目(3日)の報告です。
ええっと、基本的には溜め池公園で行なわれている「赤塚梅まつり」は第一日目と変りませんね。プログラムが変るのは、板橋区立郷土資料館が主催して赤塚城趾公園で行なわれる「古武道大会」です。細かいことですが、溜め池公園は板橋区の管轄で、城趾公園は東京都の管轄なんですよ。
午前11時、坂本板橋区長による開会挨拶の後、「双水執流」の皆様方による居合いから古武道大会が始まりました。型とか簀巻き?切りの実演などですね。二番目は「正木流萬力鎖術」、これは十手術ですね。よく時代劇で捕り物があると使われるやつです。十手にはいろんな使い方があることがよくわかります。
ここで12時となり、郷土資料館の主催で鎧兜の着付け体験が行なわれました。子供用には紙鎧、大人は金属でできた鎧を身に着けてもらいます。紙鎧と言っても、とてもよく出来ていて、少し離れると本物に見えるからあら不思議!ですよ。5月5日にも郷土資料館中庭で鎧着付体験が出来ますので、興味のある方は是非。無料ですので遠慮なくどうぞ。
午後一時からは「根岸流手裏剣術」の演武が始まりました。御年90歳を超える師範の先生は、高島平在住の方です。残念ながら、と言うか実際の指導をする先生の一番弟子は外国人なんですね。他の会もそうですが、外国の方が会員になっているのが多いですね。国際化はもちろん良いことですが、日本人の会員がなかなか集まらないようです‥。午後の二番手は、日本鷹匠協会による「鷹匠」の演武です。昨年はスケジュールが合わず不参加でしたが、今回は、昨年、日本鷹匠協会による「鷹狩」が『ユネスコ世界無形文化遺産』に認定されたのを記念して是非演武を披露したいとのことで、参加されました。
演武の前に鷹を会場と人に慣すため昼頃から外に出していて、たくさんの見物人の方が写真を撮ったりしておりました。
で、「鷹狩り」の演武ですが‥二つ目の演武(木に鷹を飛ばし、鷹をまた呼び戻す)の途中で、鷹が梅まつり会場の音楽に驚いたからかより高い木に移ってしまい、そのうち縄張りを警戒していたカラスを見つけて赤塚城趾上空で追いかけっこが始まってしまいました。そして、とうとう鷹はカラスを追ったままいずこかへ飛び去ってしまうというアクシデント。。5年くらい前もそんなことがありましたが、その時は日が落ちる前に捕獲に成功。しかし今回は完全に行方知らず。。戻ることを祈るのみですね。
そんなことがあり演武は終了し、残った鷹やフクロウ達とのふれあいタイムとなりました。
そして最後を飾るのが「バグパイプ・小太鼓演奏」&我らが西洋流火術鉄砲隊保存会による「西洋流演武披露」でした。見物のお客さんも多く、拍手もたくさんもらっておりました。ところで、鉄砲隊の中に”山本八重さん”がいたのに気がつきましたか?演武をした方の中に二人、うら若き女性が参加しており、そのうちのおひと方が「八重の桜」ポスターの綾瀬はるか嬢の扮装を(少し)真似したものを着ていたんですよ。”板橋のジャンヌダルク”ですね。
演武終了後は、坂本板橋区長とゆるキャラ・りんりんちゃんを囲んで記念撮影をしました。
以上で報告終わり。次回の「板橋ハ晴天ナリ。」をお楽しみに!!
‥で終わらすとタイトルサギですね。では「八重の桜」裏話を小声で少々‥ 現在撮影は鳥羽伏見の戦いを撮っている最中で、現場では史実の確認におおわらわだそうです。例えば、薩摩兵が戦闘中隊列を組んで進む時、四人並びだったようだけど、その根拠はどういうことなのか?なんてことが問題になったとか。その解答としては、幕末の戦闘は野原みたいな戦場で行なわれた訳ではなく、街道筋で戦闘になる場合が多くそのため四列になっている、そうですよ。また、幕府軍は洋式装備などが充実せず、旧装備で戦ったのでボロ負けした、と言うのは単純過ぎており、実際の戦闘では根性と勢いのある方が有利だったのだとか。映画「ラストサムライ」の冒頭のシーンもそうでしたね。銃撃や大砲の攻撃をものともせずに白兵戦を挑む根性がね、大事なんですよ。まあでも結局幕府軍は負けちゃいましたけど。。
最大の盛り上がり、鶴ヶ城攻防戦は第24回のようですよ。一回で終わらすのか数回に分けるのかはまだわかりませんが。この時が八重さんの最大の見せ場ですが、史実としては八重さんの持っていたスペンサー銃は弾の補充が続かず、一日か二日、またはここぞと言う時くらいしか使えなかったとか。その辺、ドラマではどう表現されるんですかね。
ついでに5月放送分からのタイトルを紹介しときますね。
第18回「討幕のたくらみ」
第19回「慶喜の誤算」
第20回「開戦!鳥羽伏見」
第21回「敗戦の責任」
第22回「戦雲、東へ」
第23回「奥羽の誓い」
え、裏話はこれで終わりかよ?なんて思っている方々、小出しですみません。これでもなかなか大変なんすから。。ではまた!
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