告知☆'2013田遊びまつり強化週間始まる
ちょっと暖かく感じる日とチョー寒い日が交互にやってきますね。もうすぐ春の予感がしますね。
と言うことで、明日はまた東京にも大雪の予報が出ております。例年高い確率でこの2月上旬は天気が崩れる日があります。これも春近しの現れですね。
さて、今年もやってきました我が赤塚郷最大のまつり、「田遊び」週間が、この日曜日から始まります。
先陣は、赤塚氷川神社(赤塚4丁目22−1)で行なわれる「赤塚氷川神社田遊び」。あれ?田遊びって北野と諏訪神社だけじゃないの?とおっしゃるそこのあなた、そりゃシロウトですな。(このフレーズは前にも書いた気が‥)実は赤塚氷川神社でも、先の大戦の前までは北野諏訪と同じく行なわれてたんですよ。残念ながら戦後復活しませんでしたが。。んで、平成の始め頃でしたか、なんとか復活出来ない物かと関係者が試みたのですが、資料に乏しく不完全ながら今の形で行なわれてます。全体の流れを簡素に書きますね。
2月10日
午前9時ころ、境内でどんど焼きの山を作リ始める。
午後2時過ぎ、氏子連、神殿でお祓いを受ける。どんど焼きの山にもお祓いする。その後社務所で直会。
午後4時ころ、お酒の入った氏子連出てくる。社殿に置いてある太鼓や獅子を持ち出し、参道に並ぶ。
どんど焼きに火を入れる。宮司(諏訪神社の宮司さんでもあります)を先頭にどんど焼きの回りを3周する。
以上実演10分足らずで終了。乾燥して風の強い日は、消防の水で火勢を加減するので気をつけないとびしょ濡れになっちゃいます。このどんど焼き、真ん中に棒が立ってますが、これが大事なんですよ。昔はこの棒が倒れた方角でこの年の米の出来を占ったそうです。
翌日、11日に行なわれるのが国指定重要無形文化財「徳丸北野神社の田遊びまつり」 (徳丸6丁目34−3)全体の流れは‥
2月11日
午前9時ころ、境内にもがり(舞台)を作り始める。同時に神社裏から笹を調達したり餅を付いたり社務所内で道具を作る。昼頃終了し、余った餅を絡め餅にして食べる。
午後4時過ぎ、氏子や役員が集まり神殿でお祓い、その後神社隣の郷土伝承館で直会。
午後6時前、宮司が神殿で祝詞を行なう。その後、もがりにて田遊び始まる。午後8時ころ終了。
そして田遊び強化週間最後を飾るのは、13日に行なわれる国指定重要無形文化財「赤塚諏訪神社の田遊びまつり」(大門11-1)全体の流れは‥
2月12日(前日)
午前10時ころ、境内にて道具に使う餅をつく。(以前は伝統的に隣のお宅の庭で搗いていたが、最近は境内で行なっている)準備が終わったら余った餅を絡め餅にして食べる。
2月13日
午前9時ころから境内にもがりを作り始める。倉庫から神輿等の道具を出す。その他小物を作ったり、境内入口に旗を立てたりする。(どんど焼きもこの時つくるのか前日だったか失念)昼過ぎに準備終了。
午後6時過ぎ、氏子や役員が神殿でお祓いを受ける。午後7時過ぎ、社務所内で直会。宮司、神殿で祝詞をあげた後、合流。タクアンやお酒で接待。この時「高砂」などめでたい謡を3曲歌う。
終了後、宮司が神輿に祝詞とお祓い。どんど焼きにもお祓い。そしていわゆる「田遊びまつり」が始まる。
内容については昨年UPした映像や以前の記事をご覧下さい。午後9時過ぎに終了します。
昨年、諏訪神社の記事をUPした際、「田遊び」の開始時間について苦情のコメントをいただきましたが、それは私の説明不足からくる誤解でした。”何を持って田遊びの開始時間とするか”なんですね。基本的にはもがりの設営や餅つき、そして道具作りから「田遊び」は始まっております。
「田遊び」は基本的に見学者や写真やビデオを趣味とする方々のために行なうまつりではありません。今年の豊作を神様に願うためのおまつりであり、本来は深夜から明け方にかけて酒を飲みながら”だらだら”と行なうものなのです。私は実家が北野神社のそばでしたから、子供の頃は田遊びを見た事がありません。夜中近くにふと目を覚ますと、真っ暗な外からドンドコドンドコとなにやら太鼓の音が遠くから聞こえ、とても怖かったという記憶があります。
とはいいつつも、見学者への配慮か演じる方も早く終わりたいとのことか、どんどん開始時間が早くなってますね。。
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