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2012年10月

宣伝☆開館40周年記念!「高島平蘭学事始」☆特別展始まる

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 朝晩は涼しい、でも昼間は暑いですね〜 きのう我が赤塚郷ではアブラゼミが鳴いていましたよ。

最近、宣伝ばかりですが、今週6日(土曜日)から板橋区立郷土資料館では開館40周年を記念として、特別展「高島平蘭学事始」が始まる。
私もこの特別展にはほんの少し協力しているので、おおいに宣伝に勤めなくてはならない。


さて、板橋区高島平地区の街の名前が、江戸時代後期に長崎町年寄筆頭を勤めていた”高島秋帆”の名字を由来としていることは、板橋区民ならば承知のことかと思います。

戦国時代、高島家は近江国の武士であったが、小谷城落城後、逃れ逃れて長崎に土着した。なぜ長崎だったのか‥それはキリシタンであったからと言う。その後、平戸でポルトガル人を相手にする頭人としての権利を得た。三代目の時、出島の設営に莫大な寄付(後にオランダ人から出島の賃貸料として返済を受ける)を行なったことから出島管理の役人の地位を手に入れ、結果その利権により長年に渡り蓄財して裕福になった。

高島家がエライのは、秋帆先生の父親の代になり出島警備を任じられ、砲台の整備をするために砲術の研究に没頭し、莫大な私財を惜しみなく投げ打って西洋の軍事を取り入れようとしたことだ。
最新の研究では、秋帆先生は西洋の軍事知識を、オランダの商館長で元軍人であったスチュルレルからではなく、シーボルトから得たのだと言う説が出てきた。その証拠となる古文書が今回の展示では披露されている。

天保12年(1841)5月<現在の6月下旬ころ>、江戸幕府の命により、武州徳丸ヶ原の幕府砲術演習場にて幕閣や諸藩重役の見守る中、西洋流の砲術を初披露してみせた。この演習は日本国中に大きな衝撃を与え、それが後の幕末維新に繋がり、明治という近代国家への出発点になったのは過言ではない。


「近代国家への出発点になった」いや〜、そりゃ言い過ぎじゃね?なんて不敬なことをいっちゃいかんですぞ。それは今までほとんど宣伝していなかったからで、来年の大河ドラマ「八重の桜」で取り上げられるし、これから大いに世間に認知されていくんですぜ。
ではなぜ、砲術「高島流」や高島秋帆先生の事象がマイナーなものであったのか‥それはやはり先の大戦が負け戦となり、敗戦国として生きなければならなかったことが大きい。

昭和20年8月15日、天皇陛下による終戦の宣言から日本は世界に平和を誓い、(名目上)軍備を捨て平和憲法の元に国家の運営を行なう方針と定めた。それにより戦前の価値観はすべて悪とされ、国を守るために戦うという行為すら否定されかねない”空気”が蔓延していた。

かつて勝海舟は、高島秋帆について「秋帆先生は、日本陸軍の祖である」と公刊された「陸軍歴史」の冒頭に記した。陸軍では自らの立場が危うくなると、国民世論に訴えるため陸軍に功績のあった人や場所に対し顕彰を行なってきた。それにより、秋帆先生の没後50年祭を行ない、出身地である長崎の旧居は史跡に指定され、弁天塚と呼ばれた徳丸原演習指揮場跡(新高島平駅近く・ポスター写真参照)に碑を建て、宿舎となった松月院にも砲塔の記念碑を建てた。

先日、自民党の新総裁に安倍晋三氏が返り咲いた。安倍氏は平成18年12月19日、第165回通常国会終了後の安倍内閣総理大臣記者会見で”戦後レジームからの脱却”を所信表明の中で述べた。このおかげでリベラルを自称する朝日新聞その他マスコミから総攻撃を受け、結局は氏自身の健康問題で内閣を投げ出してしまった。朝日その他にとっては戦後レジームからの脱却がよほど許せなかったんだろう。

じゃあ戦後レジームってなによ?だが、ようするに戦後に作られた体制をあらため、憲法改正や愛国心教育などを進めて新しい時代を築いて行こうじゃないか。と言うことですな。で、話を戻しますが、高島秋帆先生の徳丸原演習から171年が経ち、その功績を顕彰した碑が建てられてから90年余が過ぎている。しか〜し、その碑は現在も板橋区の文化財にも指定されず、高島平駅近くの徳丸ケ原公園に移設された碑にはクギのようなもので落書きまでされている始末だ。

なぜ高島秋帆先生関連の碑が文化財にもならず保護もされていないか‥(公園に管理責任がありますが)それは文化財指定を審議する場で承認されないからだ。肩書きや権威の有る学者識者が審議するのだが、そこには”リベラルな”人々が集まっている。過去に何度か秋帆先生の碑については議題に上がったが、旧陸軍の手によって建てられた碑を文化財に指定するなどとんでもない。とのリベラル派の頑強な学者先生の意見により却下され続けてきた。
平成の世も24年が過ぎた今では、戦前戦中戦争直後を経験してきた学者先生はすでに表舞台から去ってしまっている。しかし、その”リベラルな空気”の呪縛は未だに伝統として残り続けているのだ。

まっ、戦後世代にすれば、いつまでもそんなこと引きずってないで、もう歴史として認識していいんじゃないの?なんて気軽に言うけど、戦後レジームな方々に「その歴史を忘れるとまた戦争に突っ走るぞ」と返される訳で、話はまったく進まないのが現状ですな。


ええっと、特別展の宣伝のはずがまた脱線しました。今回の展示は、軍事面のみで捉えられがちな高島秋帆先生だけれども、西洋砲術という手法を通じて先進性のある思想・技術を伝え、たくさんの有用な人材を育成し、明治の近代工業、医学などに貢献し、影響を与えたということを教えてくれる展示会なのだ。


会期:平成24年10月6日〜11月25日  午前9時30分から午後5時まで。


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宣伝☆2012年度 高島流西洋式砲術強化月間始まる☆

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 やっと‥涼しくなりましたね。とは言うものの最近体調を崩し、医者から入院を進められる始末の板橋区民です。。


さて、時は秋、祭りシーズンの到来だ。我が板橋区の誇る西洋流火術鉄砲隊保存会の西洋流演武が、板橋区内各所の祭りにて続けて披露されるので、来年の大河ドラマ「八重の桜」の予習を兼ねて見学しに行きませんか。


[西洋流砲術演武スケジュール]

★2012年10月20日(土)「板橋区民まつり」オープニングパレード

場所:グリーンホール前道路上(東武東上線・大山駅下車5分)

ttp://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/045/045529.html

西洋流演武開始時刻・・・14時55分〜15時10分

★2012年10月28日(日)「高島平まつり」

場所:旧板橋区立高島第七小学校校庭(高島平図書館となり・都営三田線高島平駅下車5分)

西洋流演武開始時刻・・・13時30分〜14時00分


☆2012年11月10日(土)「板橋農業まつり」オープニングパレード

場所:赤塚体育館周辺(東武東上線成増駅から徒歩で15分)

http://www.oraichi.com/city/event.php?cn=13119&en=3100

*時間等詳細はまた告知します。

*「板橋農業まつり」では全体演武を行なわず、各隊員空砲一発発射のみです。

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2012年 旧成増会・靖国神社昇殿参拝

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 ようやく病も癒えました。20年以上歯医者以外にかかったことがないのが自慢でしたが、加齢は確実に来てますなあ。。

好天に恵まれた先週の土日、大山の養育院周辺で行なわれた「板橋区民まつり」は大盛況でした。我が板橋区の誇る「西洋流火術鉄砲隊保存会」による演武も、大歓声に包まれていましたね。


さて、今年も10月某日、旧成増会有志による靖国神社昇殿参拝が厳かに行なわれた。旧成増会は、大東亜戦争後期の昭和18年10月、現在の光が丘地区に帝都防空のために造られた成増飛行場に駐屯していた、飛行第47戦隊及び第43飛行場大隊の戦友会で、会員の高齢化により数年前に解散したが、その後も元会員の有志による昇殿参拝が続けられている。

戦友会の宿命でもあるが、当事者として成増飛行場に関係していた方々はご高齢により残り少なく、かろうじて健康を保っている方はもっと少ない。一番若い人でも90歳を越えようとしている。
今年は、とうとう桜隊の将校空中勤務者であった一楽さんが参加を取りやめられた。お元気ではあるが、足が弱くなり大阪からの参加が不可能となったのだ。長年の間、欠かすことなく参拝に来られていたが、これで47戦隊の空中勤務者(陸軍パイロット)の方は一人も参列することはなくなった。

今回参拝されたのは、整備隊にいた白石氏、高橋氏、本部勤務の宇津木氏、そして成増編成特攻隊・震武隊の隊長であった堀山氏である。ほかに昭和20年8月14日、四国の佐多岬上空で戦死された大森伍長の弟氏、整備中隊長・刈谷氏の娘様ほか隊員親族の方々である。私は成増会解散後から参加させていただいている。

昇殿参拝が行なわれた日は、あいにく天候が不順で時折雨が降っていたが、こられた方々は皆お元気そうでなによりでした。昨年は白石氏も宇津木氏も堀山氏も体調が悪そうだったので心配をしました。この日はいつも天気が悪い印象があるけど、天も泣いているのかもしれません。

整備の高橋氏は、年に一度、戦友に会うのを本当に楽しみにしており、昇殿参拝が行なわれる前後の時間、控え室で寸暇を惜しむ様に宇津木氏や白石氏に話しかけ、懐かしい戦時中のことを語りあっています。
前回も、その前にも書いた事だけれども、このブログでは旧成増会の参拝日を書かないことにしている。それはこんな出来事があったからだ。
ある年、昇殿参拝の控え室に、戦時中のことを尋ねに二人組の若い方が来た。最初、47戦隊に関係ある方かと思ったがそうではなく、防空戦隊にいたご自分達の祖父のことを調べていると言う。自分の祖父の足跡を知りたい、そのことについてはご苦労な行為であると思うし、藁をもすがる気持ちなのであろう。しかし、そのおかげで戦友同士の再会を楽しみにしていた雰囲気が壊れ、中には早々に帰ってしまった方もいた。まあ、エゴというのもキツイ言い方かもしれないけど、アポイントも無しでいきなり自分の都合だけで押し掛けてくるのもどうかとは思う。当時を過ごした方々は、老いた体を引き摺り、それこそ命がけで靖国神社に参拝しに来る。そして何よりこの日は、亡くなった戦友の供養をすることを目的としているのだ。それを部外者がぶち壊すのは良くないことでしょう。だから私は、参拝に参加してもなるべくひっそりと存在し、戦友同士のよもやま話を、ただただ聞く事を楽しみとしているのである。


*一番右の写真は故・大森軍曹の弟氏が持参した第三中隊・桜隊の集合写真。成増飛行場にて。
 前列左端が去年まで参加されていた一楽氏。

と、うるさいことも書いてしまいましたが、今回はどんな昔話が語られていたのか、ほんの一部だけれども紹介します。
映像は47戦隊整備隊の高橋氏と本部勤務の宇津木氏(少尉)との会話。会話中に出てくる奥田さんは戦隊長、溝上さんは副戦隊長、岡田さんは整備隊長のこと。

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チェコ大統領は板橋区から。

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早朝、テレビをつけながらウトウトしていると”〜来年のチェコ大統領選に日本人のオカムラ氏が立候補〜”というニュースが聞こえてきた。続いて本人のコメントが流れ”私は板橋区高島平で生まれて‥”という言葉で飛び起きた。


そこでネットを検索し記事を探すと‥

チェコ大統領選に日系人出馬表明 実業家オカムラ氏

【ウィーン共同】
19~20日投票のチェコ上院選挙で同国の実業家トミオ・オカムラ氏(40)の当選が決まり、オカムラ氏は20日、来年1月に行われるチェコ大統領選挙への出馬を正式表明した。オカムラ氏は日本人の父とチェコ人の母を持ち、東京都出身。
 オカムラ氏は上院議員に当選した理由について、地元メディアに「人々が大掛かりな変革を求めていることの表れだ」と述べた。世論調査でオカムラ氏は大統領選の立候補予定者のうち、支持率で3位につけている。チェコのメディアによると、オカムラ氏は1990年代に東京からチェコの首都プラハに移った。日本食材店などの事業を展開する傍ら、チェコのテレビにも出演し、現地での知名度は高い。


このニュース自体は21日に日本のメディアでも報じられていたが、板橋区高島平出身までは知らなかった。オカムラ氏は年齢40歳という。そう、高島平団地が出来て今年でちょうど40年、氏は高島平人一世なのだ。

まっ、たくさんのチェコの人達の支持を得ているのは喜ばしいことだけれど、前回の東京都知事選で東国原氏が百万票を得たように、オカムラ氏も「チェコのテレビにも出演し、現地での知名度は高い」、ということで思わず票が集まったような感じですかね。現状の政治に対する不満の現れでもあるんじゃないでしょうか。

オカムラ氏は、「私は東京の板橋区の高島平団地で生まれました。チェコのきれいなところを(日本人に)見せて、私がやれるかどうか分かりませんが、チェコと日本との間の橋になりたい」とおっしゃっているそうで、もしも大統領に選出されたら、高島平に凱旋訪問して下さいネ。


明後日は高島平図書館近くの旧高島第七小学校校庭で「高島平まつり」が行なわれます。
我が西洋流火術鉄砲隊保存会による空砲演武は28日(日曜日)午後1時30分から。是非お出で下さい!!

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2012年 ☆板橋農業まつり武者行列予定☆

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 一昨日、病気が治ったのでリハビリの為に北アルプスの燕岳(標高2700m)に登った。燕岳は北ア初心者コースと聞いていたが、私にとっては人生最大の難所であった。と言うか精神が若いままで、体の衰えに全然気がついていなかったのだ。完全になめていた。。

登頂スケジュール、登り4時間下り3時間と読んでいたが、燕岳山荘まで登り5時間半(山荘直前の急階段はアイスバーン状態)、下りに4時間半近く掛かり、登山口まで1キロのところで完全に日が落ちてしまった。連れの甥がいなければ無事下山できなかっただろう。脱水症状と足の疲労で絶対絶命であった。。おかげで楽しみにしていた中房温泉にも寄れず、ショック(泣く)


今週末、赤塚体育館周辺で「板橋農業まつり」が行なわれます。
11月10日(土曜)、オープニングパーレードでは恒例の赤塚戦国時代武者行列(赤塚小学校生徒参加)と西洋流火術鉄砲隊保存会が参加します。空砲発射は本部前にて1発のみ行ないます。

パレード開始:11月10日/13時から
http://www.oraichi.com/city/event.php?cn=13119&en=3100

*会場では新鮮な野菜が売られますが、例年すぐ売り切れるので、早い時間に買いに行きましょう!!

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