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グルメ☆区民が選んだ板橋のいっぴん

Photo_2Img_6209_2_1_thumb_2 しかし、今年もあと一ヶ月半なんですね。。町内会の掲示板では、赤塚の成田山不動大教会や西台の大鷲神社(善長寺境内)の熊手市の案内が出ていたりして、もはや年末気分。特に大鷲神社の熊手市はけっこうな規模で、初めて行かれる方はそのきらびやかさにびっくりするかも。そして新しい年を迎えると、初詣や年始回りですね。
ということで今回は、年始回りのお持たせにぴったりの品を、是非、板橋のいっぴんで、ということでお送りシマス。

 まずは”板橋のいっぴん”の誕生について、板橋区のHPからの引用を。
『板橋区では、区内商業の活性化を目的として、平成15年度及び平成17年度に、地域の方々に愛され親しまれているわがまち板橋のいっぴん(食料品)を選びました。区民の皆様から募集し、大変多くの推薦をいただき、区民の皆様の関心が高いことを感じました。
 推薦投票の結果を基に、専門家の委員5名と公募委員5名の合計10名で構成された「区民が選ぶ板橋のいっぴん選定委員会」で、厳正かつ公正な審査を行った結果、現在64商品が「板橋のいっぴん」に認定されています。選ばれた商品は、どの商品もお店の方々が創意と工夫を凝らしたもので、こんなに数多くの魅力ある商品があるのだと感動しております。皆様も、日常のお買い物に、ふるさとへのお土産に、お友達への贈答品等に、板橋自慢のいっぴんを是非ご活用下さい。』

と、言う経過をたどって選定されたものなんですね。へへ、何を隠そう、私は第一回目のいっぴん選定委員の一人だったのですよ。何かの間違いか、専門家の委員として席に座っておりました。実は、この事業の始まるずっと前(まだインターネットも普及していない頃)、独自に板橋の名物についての情報を収集するためにお店巡りをしていたのですが、店の写真を撮ったり、商品についての質問をしたりしていたため、何かの取材かと勘違いされてしまい、”趣味でやってるんすよ〜”とお断りしているにもかかわらず、試食用に置かれていない商品を食べさせてくれたり、お茶まで出してくれる始末で、しまいには、まるで無銭飲食サギをしているんじゃあないかとの心境になり、その作業は途中で挫折してしまっておりました。だから、選定委員の話が来た時には、こりゃいい機会だなと思い、すぐにお受けしたというワケなんですよ。
 
 審査は、確か区役所並びの情報処理センターの一室で行われたと記憶してます。当然ですが、事前に投票で選ばれた品を実際に食べて行う方式ですので、う〜ん、約90品目ぐらいだったですか、審査しなければならず、とても一回では試食しきれないので、二回に分けておこなわれました。それでも、40品目以上試食しなければならず、しかも、まんじゅうや菓子パン、洋菓子など甘い物が多く、いくら甘党の私でも拷問に近い試練でした。もちろん、商品はまるごといただくのではなく、分割出来る物は小分けして試食しましたが、何せ専門委員ですから、ただ食べて”おいし〜い(はあと)”では済まされませんので、何度も食べ直してみたりして、だいぶ血糖値を上げてしまいました。まっ、そんなこんなで試食をして、選定委員による投票を行い、その後のディスカッションを経て、晴れて選ばれたのがこの板橋のいっぴんであるのだ、ちゃんちゃん。‥なあんてことで終わらせたら、普通過ぎて面白くないですね?それでは、光ある所に影がある、じゃないですが、その審査の裏面(別面か)にあったことを、お上から叱られない程度にそっと話ましょう‥。まっ、審査は当然ですが公平に行われました。これはある意味間違いない。ある意味と書いたのは、経過に関して納得出来る、という意味ですね。具体的に言えば、和菓子洋菓子などに(一般の)投票が集中し、その他のものについては相対的にアイテムが少なかったということで、(特にお酒なんて元から数種類しかないんですもの)商品構成のバランス上、相対的な投票数が多くても、和菓子洋菓子類は切り捨てられた品も多くある、ということ。選挙における地方と大都市の投票格差みたいなもんですか。(違うかな?)それと、地域のバランスを考慮に入れたという点。商品は、あらかじめ選ばれた物ではなく、区民の推薦によって選ばれている。当然だが、かぎられた投票期間にお店と商品名を書いて板橋区役所で投票されたものだけが選ばれる、という訳で、同じ板橋区でも、地域差が出てしまうのだ。役所としてはこれでは困ってしまう。なんで高島平地区からは選ばれないんだ?とか、いろいろ厳しいご意見が届くことになりかねない。だからそこの所の事情も考慮に入っているんです。あとね、第一回の板橋のいっぴん投票では、ある店とその複数の商品に、ダントツに票が多く集まったんですよ。もう、他の店とはダブルスコアの段違い。ところがそのお店、あろうことか板橋のいっぴんに選定されることを断ってしまったんですね。まあ、選ばれると区の様々な行事に出店したりと面倒くさいことも多い訳で、わざわざ宣伝してもらわなくてもウチは結構です。と辞退する店もあるということなんですね。つい先日も、上板橋駅南口のそのお店の前を通りましたが、たくさんのお客さんで賑わっておりました。そこの名物、栗まんじゅうは、開店前!に売り切れる事もしばしばで、私も貰い物でしかいただいたことはございません。確かにそのまんじゅうはうまいっす。
で、今日の結論ですが、前から申し上げている通り、板橋区の歴史は「板橋区史」に載っていることだけではない、ということと同じで、”板橋のいっぴん”に指定されていない店でも商品でも、実は、人気のあるものがいくらでもある、ということなんですよ。

 私は、はからずもいっぴんの選定委員を務めましたので、なるべく手みやげには、自分が良い点を付けた”板橋のいっぴん”を持参することにしております。先日も、そんなある店を訪ね、商品を購入しましたが、その際に、店の方に聞いてみました。

「板橋のいっぴんに選ばれているようですが、売り上げはいかがですか?」
「ええ、おかげさまで知名度も上がり、売れてるんですよ。」

何だかちょっとくすぐったい気持ちで、私は店を後にした‥。

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