板橋区民、晴れのパレードで反省する。

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日本晴れの11月10日、天皇皇后両陛下即位祝賀パレード「祝賀御列の儀」が皇居〜赤坂御所間にて行われた。
「パレードの始まる2時間前にスタンバイすればいいだろう」これが板橋区民の不覚の始まりだった。事前に見学場所の検討をGoogleアースのストリートビューにて行い、国会図書館前の国会議事堂が映り込む位置が良いと判断し、午後1時少し前に永田町駅に着いた。
「何ということだ。」
見回すと駅構内の女子トイレは長蛇の列、いやな予感を覚えつつ平河町方面3番出口を出ると、すでに規制された路上では荷物検査を受ける長蛇の列が出来ている。目的は国会図書館前なので、警察官の指示に従い図書館前の路上で見学できる方向の荷物検査所へ続く道を進むと、こちらも長蛇の列だ。警官によればすでに図書館側は人でいっぱいで入れないと言う。
検査まで約30分間行列し、荷物検査、ボディーチェック、金属探知という空港の検査以上の厳しい検問を抜けると、パレードの通る道は人でいっぱいだった。自分の認識の甘さを呪いながら、どこに陣取ればいいんだとようやく探した場所が自民党本部前であった。なるべく背の低い方々の後ろを見つけて入り込む。しかし、一般参賀の時は宮殿の高い位置にお出ましになるが、それでも日の丸の旗を振られると、視界を旗に遮られ撮影は困難となる。宮殿よりはるかに低いところを通るパレード車を追う場合、旗を振られたら絶望的だ。
午後3時ちょうど、警備の警官が「パレードが始まりました。」と告げると、辺りでは歓声が上がった。中には旗を振ったりスマホやカメラを掲げる人もいた。それから15分ほどして国会図書館前の楽隊の音楽演奏の音が一層高まり、場の雰囲気も一気に盛り上がる。それからはもう一般参賀同様、阿鼻叫喚の世界に突入した。しかし、パレードのスピードは予想外に早く、両陛下の車は一瞬にして板橋区民の前を通り過ぎてしまわれた。
残念ながら、皇后陛下は板橋区民側へお顔を向けることはなかった。画像を拡大してみると、天皇陛下は旗を振る子供に目線を送っているのがわかる。撮影位置は見学スペースの後方だったため、かろうじて使えるショットは冒頭の1枚だけだった。こういうイベントはポジショニングが一番大事である。自分の見通しの甘さに反省しきりだが、両陛下に向かって歓声をあげる沿道の人々の表情が良く撮れているので、これはこれでまっいいか、と自分を慰めるのであった。

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