祝!⭐️板橋区民、ココログ20周年を寿ぐ。⭐️

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2023年も最後の12月となってしまった。

久々に本来の記事として更新をします。速報性のある記事はXやTwitterに直で上げるようにしたので、元からUPする頻度が少なくなっていた記事がさらに減ってしまっておりました。

この12月で板橋区民が利用しているブログサイト「ココログ」がサービス開始より20周年を迎えた。元は@nifty(富士通)が始めたブログサービスで、この”板橋ハ晴天ナリ”が参加したのは確か2010年頃からだったかな。H.P.制作よりも安く気軽に始められ、記事の追加も変更も自在に出来るのが利点だけれど、いわゆる絵日記のようなものなので古い記事が埋もれていくという欠点もある。現在盛んなSNSもブログの発展系なんだろう。

ここ数年はコロナ禍による生活の縛りと自身の糖尿病発症による入院・手術などによる体力の低下とともに気力も低下してしまい、板橋区研究に使うエネルギーが減衰したことが記事のUP減少に繋がったのかもしれないけれど、今年はちょっと違う。2020年春、コロナによる初めての緊急事態宣言による影響をもろに被り、特に4月5月はほとんど外出がままならなかった時期で、こんな時に何か取り組むことはないかと思い、長年気にかけていた成増飛行場についての本を書く、ということを決めた。底になっている文章は、すでに10年前に地元の史談会誌に寄せた際に書いたものがあったので、集中して一気に仕上げた。また、その最中に朝日新聞の飛行場についての取材を受けていたことも燃料となっていた。

しかし、原稿を書いたのは良いけれどそれを本の形にして出版をする、ということをしなければ意味がない。どのような方法で本という形に仕上げるのかもわからない、かかる費用もわからない状態であったが、朝日新聞の記者の方に聞いたりネットで調べた結果、それなりのまとまった資金が必要なことだけはわかった。そんなに金を使って世に送り出すだけの価値のある本が書けたのか、内容には自信はあったけれど資金の捻出の充てと思い切りが足りず、原稿のデータはそのままiMacのHDDの中で眠らざるを得なかった。

恥を忍んで書くけれど、2022年5月に母親が亡くなった。自分が物心がつく時から働いていたので、葬式代のほかいくらかの預金を残していた。そして年が明ける2023年は成増陸軍飛行場が開場して80年を迎える年だ。多少は世に中に役に立つ本を出せるなら、母親も許してくれるだろうと解釈してそのお金を元本とし、本の出版と写真展の開催を決意した次第だった。写真展開催は成増飛行場が開場した10月3日前後(飛行47戦隊が出来た日)に行う、その相乗効果を狙い本は8月までに完成させる、と2023年の年初に臍を固めたのであった。

それからはまあ当然だけれど意識は常に写真展と本の出版に向けられ、ほかの板橋区研究は疎遠となってしまった。とにかくやることが増えてしまった。原稿ももう見るのが嫌なほど見返していたが、校正の段階で不具合が次々に出てくる始末だった。写真展についても、どういう形でどんな方法で、と来る日も来る日も思案したものだった。

まあそんな個人的な苦労話を語られたところで、”お前が企画してやろうとしたことだろ?”と言うことで自慢や愚痴はこのへんにしますが、そんな行動を起こしたことで、今年は人前で話すことが多い年となった。図書館での講演のほか、板橋区より依頼され、志村三丁目にあるグリーンカレッジでの講師も勤めることになった。大宮の鉄道博物館の主幹学芸員で、BSの鉄道関連番組やブラタモリにも数度登場している奥原先生や文化財係の学芸係長殿と肩を並べて講師をするなんて恐れ多いことなのだけれど、これも表に向かって行動を起こした結果なのかな、と感じています。(表に出ることでいろいろと煩わしいことも起きますが)

で、今年、当ブログの記事が極端に少なかったのは、写真展開催や本の上梓や講演会等で承認欲求が満たされたのが原因と自己分析しております。しかし、殆どのことは、過去このブログ上で記事にしたことが役に立っているので、長年にわたり続けてきて良かったと思う次第、これからもよろしくご愛読願います。なんて、年末の挨拶にはまだ早すぎますが。

 

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